真夜中に気ままに語るお気に入りの音楽のお話を・・・ (2006年10月以前の日記は、他サイトから移動中です)
ウエストサイドストーリー博士、宮川彬良氏
2008-07-13 Sun 23:30
今日の「題名のない音楽会」(テレビ朝日)は
バーンスタイン生誕90年にあたり佐渡裕氏の師匠でもある
レーナード・バーンスタインの最高傑作「ウエストサイド物語」の
謎、魅力に迫ると言うテーマでした。

最初にテノール歌手中鉢聡さんが登場し「Maria」を熱唱。

その後、
日本一のウェスト・サイド・ストーリー博士と紹介され宮川彬良が登場。

「宮川さんにとってこのウエストサイドストーリーとは、どんな存在なんでしょうか?」
と司会の女性に尋ねられると・・・
「よくぞ聞いて頂けましたね〜
もうねぇ〜私本当に今日楽しみにきたんですけど〜〜
誰かに言いたくてしょうがなくて〜〜
これまで40うん年研究を重ねてまいりましたその大発見をご披露致します。」
と宮川氏。始めから宮川ワールドにぐいぐい引っ張られましたね。

内容は「増4度」のお話。
この作品は、その増4度の不協和音によって敵対した関係を
表しているとのこと。

最初に・・・
「このウエスト・サイド・ストーリーのどこが一番凄いのかと言うと・・・
ピアノの鍵盤に役を当てはめてしまった。」と宮川氏。

「ド」 ジェット団(Tonyのいる白人不良グループ)
「ファ♯」 シャーク団 (Mariaのいるプエルトリコ移民の不良グループ)
理論的に言うとファ♯はドから一番遠い音。
社会の中での敵対関係を表していると言って良い。
ジェット団がシャーク団の娘に恋をしたのだけど、ドがファ♯に恋をした。
ドとファはぶつかる。一緒に弾くと不協和音
あんたの名前があと半音高かったら「マリア〜〜」

増4度は不協和音だけどエネルギーに満ちてる。
放電する前次の協和音ソへ行きたがる。

じゃ、マリア寸止めをしてみます・・・と。
中鉢さんを呼んで、苦しいド〜ファ♯(マリ〜〜)

増4度の不協和音ド〜ファ♯と次の協和音ソを行き交うことで、
若者のジレンマを表現クールって曲になってる。

「この道」には4度が多くて、それを増4度で歌ったら・・・
とそれもお試しで中鉢さんに歌ってもらっていました。

ウエストサイドストーリーにはこれでもかと言うくらい増4度が出てくる。
tonyが打たれ、お葬式のシーン両側からジェット団とシャーク団が支えあって
彼の亡骸を移動するシーンで終わる。
ドミソの和音、これだけならハッピーエンド、 そこに低音がファの♯入る。

対立をテーマにした作品なので増4度の不協和音を効果的に使用

平和を願う曲、「Somewhere」には増4度の不協和音を使っていない。

メゾ・ソプラノ小林由佳さんが「Somewhere」を熱唱。

音にはそれぞれ役割がある
ドミソの中に入った異分子(ファ♯)本来ないと思ったのがあるんだ
そしてそれを乗り越えた時に本当の平和があるんだと(バーンスタインは言っている)

内容はこんな感じでしたが、宮川氏を思い出して
宮川節を想像して読んでみて下さいね

最後は佐渡氏の指揮でCool, Fugue〜Rumble

ウエスト・サイド・ストーリー!何度か見ましたが・・・
増4度の秘密!今日改めて知りました。
楽しい講義を有難う〜〜宮川彬良さん

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↑やはり、このポーズが印象的☆



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